CASE 01
33年ぶりの新型特急「スペーシア X」。
旅行者と地域双方の視点を持って、新しい価値を生み出す上質な旅へ。
「スペーシア X」は、浅草〜日光・鬼怒川を結ぶ新型特急列車です。豊富な座席バリエーションやカフェカウンターを楽しみながら移動中においても日光を感じることができる列車です。車両の制作段階から仕上がっていく様を工場で撮影をして、完成からデビュー、テスト走行、そしてお客様を乗せての走行まで2年ほどかけて、粘り強くプロモーションに携わってきました。動画では、スペーシア Xのデザインの開発者や車内カフェの担当者様にインタビューをし、「スペーシア X」にかける想いを表現していきました。グラフィックでは、「スペーシア X」の特徴である上質さを伝えるためにエクステリアの美しさ、インテリアの高級感を表現し、デビュー感のある堂々としたビジュアルを目指し、「スペーシア X」が提供する旅の新しい感動と未来を表現しています。
- GRAPHIC
- MOVIE
- PLANNING
- Art Director : FUJINO KATSUYUKI (RISSI)
- Designer : MACHINO AMI (RISSI)
- Producer : SUGITA DAISUKE (RISSI)
- Producer : KUNITAKA NAO (RISSI)
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01 INTRODUCE
「スペーシア X」に乗ってみたい!と
思う期待感でアプローチ。
プロモーションは、ベーシックにTVCMや交通広告&web広告を活用しました。「スペーシア X」自体に話題性があるので、特にタレントなど使用する必要はなく、新型車両の登場感をストレートに伝える事にしました。デビュー前なので、撮影のタイミングやロケ地は非常に苦慮しました。自然の中を走行する「スペーシア X」を登場させて旅情感を演出しました。結果、一般的な広告認知率と比較しても、高い認知率を獲得しました。
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02 CONCEPT
ドローン撮影で「旅のあたらしい
感動」を提供していくために。一年かけて、春夏秋冬の「スペーシア X」の撮影を提案していきました。同じ車窓風景でも、季節が変われば違う風景を眺められる。また、鉄道写真では珍しくドローンによる空撮を試みました。さんざん撮り尽くされ見慣れた撮影ポイントでも、アングルを変えれば、また違う発見がありました。今まで撮られていないアングルからの鉄道写真はインパクトがあり、とても高い評価を頂きました。
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03 SOLUTION
旅行者のバイブスを上げて、
ディスティネーションに繋げる。豊富な座席バリエーションやカフェカウンターを楽しむことができ、移動中においても日光を感じることができる「スペーシア X」。旅行者が車内に入った瞬間に、旅へのバイブスが上がるようなマス広告を制作しました。項を奏して、インフルエンサーの方々が「スペーシア Xに乗ってみた!」という企画でSNS等で、拡散していただき、社会を巻き込んでの認知拡大につながりました。日光・鬼怒川のディスティネーションに携わることもでき、旅行者と地域のを繋ぐプロモーションになっていきました。