CASE 01
自分らしさを映し出すフレグランスブランドの
クリエイティブパートナーとして
「NOWHERE NOWHERE(ノーウェア ナウヒア)」は、香りを通じて自分らしさやなりたい姿を表現することをコンセプトに、オードパルファンをはじめとした多様なアイテムを展開するフレグランスブランドです。構想段階から参画し、コンセプト設計やブランドネーミングの開発を皮切りに、VI、コンセプトムービー、パッケージデザイン、広告展開、店舗設計まで、トータルで携わらせていただき、現在も、ブランドの今後の在り方をともに支えるクリエイティブパートナーとして、お付き合いを続けさせていただいています。
- GRAPHIC
- LOGO
- MOVIE
- NAMING
- PACKAGE
- PLANNING
- SPACE DESIGN
- Client : WELL-ESSENCE
- Creative Director : SUGAHARA MAKOTO (RISSI)
- Art Director : SUGAHARA MAKOTO (RISSI)
- Art Director : KITA MADOKA (RISSI)
- Designer : SEKI HONOKA (RISSI)
- Designer : MASUDA KOUDAI (RISSI)
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タイムレスでジェンダーレスな
デザインを目指してブランドに関わるすべてのデザインコンセプトは、時を超えて愛される“タイムレス”であり、誰もが自分らしくいられる“ジェンダーレス”であることを軸にしています。WEL-ESSENCEさまが大切にされている「長く愛されるものづくり」という姿勢に共鳴し、私たちは上質さや特別感の中にも、日常に自然と溶け込むような普遍的な“良さ”を感じられるデザインを追求しました。それは、流行を超えて心に残る美しさを形にすること、そんな想いを込めてデザインしています。
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ブランドの世界観を感じれる
店舗設計に店舗デザインでは、「どの時代から来たのか」「新しいのか古いのか」その境界が曖昧になるような、不思議な時間の流れを感じられる空間を目指しました。横浜店では、その“タイムレス”というテーマを象徴する存在として、カウンターに沖縄の海が長い年月をかけて育んだ自然の結晶、琉球石を選びました。その石の表情には、太古から続く物語の断片が刻まれており、訪れる人がそれぞれの時間を思い起こすような静かな力があります。さらに、店内にはわずかに歪んだ鏡を設置しました。そこに映るのは現実の自分でありながら、どこか異なるもう一人の自分。虚構と実像のあいだで揺らぐその瞬間にこそ、ブランドが語りかける「どこにもない_はここへ」を感じてほしい。そんな思いを込めて空間を設計しました。
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ブランドの良き並走者でありたい
デビューローンチを終えた今も、これまで積み重ねてきたブランドの息づかいを大切にしながら、WELL-ESSENCEさんと共に描く未来へと、静かに歩みを進めています。移り変わる時代の空気を感じ取りながらも、必要以上に流されることなく、このブランドだけが語れる物語を、ビジュアルというかたちで紡ぎ続けていきたい。そんな想いを込めて、日々イメージを磨き、更新を重ねています。
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